投稿したユーザー : shigehiko21
「面接日程の案内が届いたけれど、どのように返信すればよい?」「提示された日程に参加できない場合はどう伝える?」と悩む就活生もいるのではないでしょうか。
面接日程を調整するメールでは、希望日時を正確かつ簡潔に伝えることが大切です。返信が遅かったり、必要な情報が不足していたりすると、日程確定までのやり取りが増えてしまいます。
この記事では、面接日程メールへ返信するときの基本ルールや注意点を、状況別の例文とともに解説します。
メールの書き方だけで採用結果が決まるとは限りません。
ただし、面接日程の連絡も企業との正式なやり取りです。宛名や敬語に誤りが多い、返信が極端に遅い、質問に答えていないといったメールは、相手を困らせる可能性があります。
大切なのは、過度に難しい表現を使うことではありません。次の3点を意識しましょう。
■必要な情報を漏れなく記載する
■相手が読みやすい順序で簡潔にまとめる
■日付や時間を送信前に確認する
東北大学や北海道大学などの就職活動向け資料でも、返信時の件名、宛名、本文、署名といった基本的な構成が案内されています。career.ihe.tohoku.ac.jp
面接日程の連絡を受け取ったら、内容を確認してできるだけ早く返信しましょう。
授業中や移動中など、すぐに返信できないこともあります。常に数分以内に返信する必要はありませんが、可能であれば受信した当日中、遅くとも翌営業日までを目安にすると安心です。
確認に時間が必要な場合は、メールを放置せず、次のように一度連絡する方法もあります。
「ご連絡いただき、ありがとうございます。日程を確認のうえ、明日午前中までに改めてご連絡いたします」
深夜にメールを作成した場合は、翌朝に送信予約する方法もあります。
企業から提示された日程で参加できる場合は、承諾する日時を本文にも記載します。
「承知しました」だけでは、どの候補を選んだのか分からない可能性があります。日付、曜日、開始時間を記載し、認識の違いを防ぎましょう。
企業から候補日の提示を求められた場合は、できる限り3つ程度の候補を伝えます。
候補は同じ日の近い時間帯だけに偏らせず、可能であれば別の日も含めましょう。時間には余裕を持たせ、次のように開始可能な範囲を明確にします。
■10月15日(木)10時から13時まで
■10月16日(金)終日
■10月19日(月)14時以降
「いつでも大丈夫です」とだけ書くよりも、具体的な日時を提示したほうが調整しやすくなります。
企業から届いたメールへ返信するときは、件名を変更せず「Re:」を付けたまま送るのが基本です。
件名を残すことで、採用担当者がこれまでのやり取りを確認しやすくなります。「Re:」が複数重なっている場合は、1つだけ残して整理しても構いません。
自分から新しいメールを送る場合は、用件と氏名が分かる件名を付けます。
例:
「面接希望日程のご連絡(〇〇大学・山田太郎)」
本文の最初には、会社名、部署名、担当者名を記載します。
担当者の個人名が分かる場合は「様」、分からない場合は「採用ご担当者様」とします。「人事部御中 田中様」のように、「御中」と「様」を重ねる必要はありません。
正式な会社名が「株式会社〇〇」であれば、「(株)〇〇」と省略せずに記載しましょう。
署名には、企業が連絡先を確認できる情報をまとめます。
■氏名
■大学名・学部・学科
■電話番号
■メールアドレス
住所は必須ではありません。応募書類や企業からの指定に合わせ、必要な場合に記載しましょう。
件名:Re: 一次面接日程のご案内
株式会社〇〇
人事部 田中様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の山田太郎です。
一次面接の日程をご連絡いただき、ありがとうございます。
ご提示いただいた下記の日程でお伺いいたします。
日時:10月15日(木)14時
場所:貴社本社〇階
当日は何卒よろしくお願いいたします。
────────────────
山田 太郎
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話:090-0000-0000
メール:xxxxx@example.com
────────────────
対面面接の場合は、日時だけでなく、会場や受付方法も確認しておくと安心です。
件名:Re: 一次面接日程のご案内
株式会社〇〇
人事部 田中様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の山田太郎です。
このたびは、一次面接のご案内をいただき、
誠にありがとうございます。
面接の希望日時を下記のとおりお送りいたします。
第1希望:10月15日(木)10時~13時
第2希望:10月16日(金)終日
第3希望:10月19日(月)14時以降
上記の日程でご調整いただくことは可能でしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご確認のほどよろしくお願いいたします。
────────────────
山田 太郎
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話:090-0000-0000
メール:xxxxx@example.com
────────────────
「終日」と記載する場合でも、面接に対応できない時間があるなら、具体的な時間帯を示しましょう。
件名:Re: 一次面接日程のご案内
株式会社〇〇
人事部 田中様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の山田太郎です。
一次面接の日程をご連絡いただき、
誠にありがとうございます。
大変恐縮ですが、ご提示いただいた日程は
大学の試験と重なっているため、参加することができません。
誠に勝手なお願いではございますが、
下記のいずれかの日程で再度ご調整いただくことは可能でしょうか。
第1希望:10月20日(火)13時以降
第2希望:10月21日(水)10時~15時
第3希望:10月23日(金)終日
こちらの都合でお手数をおかけし、申し訳ございません。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
────────────────
山田 太郎
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話:090-0000-0000
メール:xxxxx@example.com
────────────────
都合が合わない理由は、「大学の試験」「授業」「やむを得ない事情」など、簡潔な説明で十分です。詳しい個人事情まで書く必要はありません。
一度確定した日程の変更は、やむを得ない事情がある場合に限り、分かった時点で速やかに連絡します。
面接直前であれば、メールだけでなく電話でも連絡しましょう。
件名:面接日程変更のお願い(〇〇大学・山田太郎)
株式会社〇〇
人事部 田中様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の山田太郎です。
10月15日(木)14時からの一次面接について、
日程変更をお願いしたく、ご連絡いたしました。
体調不良により、予定どおり伺うことが難しい状況です。
ご調整いただいたにもかかわらず、
誠に申し訳ございません。
可能でしたら、下記の日程で改めて面接の機会を
いただくことはできますでしょうか。
第1希望:10月20日(火)13時以降
第2希望:10月21日(水)終日
第3希望:10月22日(木)10時~15時
ご迷惑をおかけしますことを、重ねてお詫び申し上げます。
何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。
────────────────
山田 太郎
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
電話:090-0000-0000
メール:xxxxx@example.com
────────────────
無断で欠席することは避け、参加できないと分かった時点で誠実に連絡することが重要です。
オンライン面接の場合は、日程だけでなく次の項目も確認します。
□使用するWeb会議サービス
□参加用URL
□ミーティングIDやパスコード
□表示名の指定
□カメラやマイクの使用条件
□緊急時の連絡先
□提出書類の有無
案内に必要な情報が見当たらない場合は、「参加用URLは後日ご共有いただける認識でよろしいでしょうか」など、決めつけずに確認しましょう。
□会社名や担当者名を間違えていないか
□返信すべき相手全員が宛先に入っているか
□日付・曜日・時間が一致しているか
□企業の質問にすべて回答しているか
□候補日時を複数提示しているか
□対面とオンラインを取り違えていないか
□誤字や不自然な敬語がないか
□本文の最後に署名があるか
□面接直前に別の予定が入っていないか
特に、カレンダーを見ずに曜日を手入力すると、日付と曜日がずれることがあります。送信前に必ず確認しましょう。
気づいた時点ですぐに返信します。
冒頭に「ご返信が遅くなり、申し訳ございません」と簡潔なお詫びを加えましょう。長い言い訳を書くよりも、必要な回答を明確に伝えることが大切です。
原則として、返信履歴は残しておくとよいでしょう。
過去のやり取りを確認しやすくなるためです。ただし、長い免責事項などが繰り返されて極端に読みにくい場合は、必要な履歴を残して整理する方法もあります。
優先したい日時がある場合は、「第1希望」「第2希望」「第3希望」と記載します。
どの日程でも問題がない場合は、希望順位を付けず「以下の日時で参加可能です」と伝えても構いません。
「返信不要」と書かれていなければ、確認したことを伝えるために返信すると安心です。
日時、面接形式、会場などを本文に記載し、「承知いたしました。当日はよろしくお願いいたします」と簡潔に返信しましょう。
面接日程メールでは、丁寧な言葉を並べること以上に、必要な情報を正確かつ分かりやすく伝えることが重要です。
返信するときは、次のポイントを意識しましょう。
■できるだけ早く返信する
■件名と過去のメール本文を残す
■承諾する日時を本文にも記載する
■自分から提案するときは複数の候補を出す
■会社名、部署名、担当者名を正確に書く
■本文の最後に署名を付ける
■送信前に日付、曜日、時間を確認する
提示された日程に参加できなくても、早めに事情を伝えて別の候補日を示せば、日程を再調整してもらえる可能性があります。
例文をそのまま送るのではなく、企業から届いた案内や自分の状況に合わせて調整し、相手が確認しやすいメールを作成しましょう。