福祉業界のESで大切なこととは?職種別志望動機のポイント解説

就活準備, 就職活動
2023.06.30
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投稿したユーザー : shigehiko21

福祉業界のES作成でよくある悩み

  • 「福祉の仕事に興味はあるけれど、ボランティア経験がないと不利なのでは?」
  • 「志望動機に何を書けば差別化できるのかわからない…」

福祉業界は社会貢献性が高いことから、「困っている人を助けたい」という志望理由を記載する人が多い傾向があります。ですが、それだけでは他の応募者との差別化は難しく、具体性や将来のビジョンが求められます。


幅広い福祉の職種

福祉の仕事と一口に言っても対象は多岐にわたります。

  • 高齢者支援(介護士、生活相談員 など)
  • 障がい者支援(生活指導員、福祉事務 など)
  • 子ども支援(児童指導員)
  • 心理的支援(心理カウンセラー)

それぞれ仕事内容が異なるため、「なぜその職種を志望するのか」を明確に説明できることが大切です。


◆ ESに記載すべき素養

福祉業界では資格や経験以上に「人柄」や「素養」が重視されます。以下は特に重要な要素です。

  • 受容力・共感力:相手の立場を理解し、尊重する姿勢
  • 判断力:冷静かつ客観的に最適な支援を選択する力
  • 連携力:他職種と協力しながらチームで支援できる力
  • 気付きと気配り:相手が言葉にできないニーズを察知する力
  • ポジティブシンキング:明るく前向きな姿勢で安心感を与える力

これらを具体的な経験やエピソードと絡めてアピールすると効果的です。


志望動機を書く際の注意点

  • 応募先の理念や方針を踏まえる
  • 将来のビジョンを具体的に描く
  • 「自分がなぜこの職種・この施設を志望するのか」を明確にする

職種別 志望動機のポイントと例文

介護士

  • 仕事内容は施設の種類や利用者の状態によって多様。
  • 「なぜその施設で働きたいのか」を具体的に書くことが大切。

例文要点
接客経験で培った高齢者とのコミュニケーション力 → 祖母の介護施設で介護士に感銘 → 自分も笑顔でサービスを提供したい。


生活相談員

  • 利用者だけでなく家族・行政機関とも関わるため、調整力やコミュニケーション力が必須。

例文要点
資格は未取得だが、将来は社会福祉士を目指す → 未経験から挑戦できる環境に魅力を感じる → 先輩の指導を受けて成長したい。


福祉事務

  • 制度改定や介護報酬の仕組みなど、正確性と主体性が求められる。

例文要点
幅広い業務を経験できる点に魅力 → 法制度の勉強を開始済み → 将来的に施設全体を支える事務職になりたい。


まとめ

  • 福祉の仕事は未経験者でも挑戦できる門戸の広い業界
  • しかし採用側は「将来性」と「プロ意識」を重視するため、志望動機の具体性と将来像の提示が必須
  • 自分の強みを「受容力・共感力・連携力」など福祉に必要な素養と絡めて表現し、応募先の理念に共感している姿勢をしっかり示しましょう。

👉 以上を意識することで、福祉業界のESは格段に説得力が増します。

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