●エントリーシートの重要性
就職活動におけるエントリーシート(ES)は、一次選考を通過するための最初の関門です。
さらに、面接でもESに書いた内容が質問の中心となるため、 「書類選考+面接」双方に影響を与える重要な書類 と言えます。
●Web業界ESで問われやすい定番項目
- 志望理由
- なぜWeb業界を選ぶのか?
- なぜ他社ではなくその企業なのか?
- 具体的な経験やエピソードを交えて説得力を高める。
- 自己PR・強み
- ESの中でも広いスペースが確保されることが多い。
- 強みを冒頭で明示し、裏付けとなる経験を具体的に記載。
- 多数のエピソードをストックしておくと応用が効く。
- 学生時代に力を入れたこと
- 「どのような行動をとったのか」を具体的に示す。
- コンピテンシー評価型面接につながるため、行動プロセスを整理することが重要。
●Web業界ならではのES項目
- プログラミング実務経験
- 使用可能な言語やIT知識
- 資格の有無
- 制作実績・ポートフォリオ
※必須ではないが、即戦力性を示す「加点要素」となる。
●Web業界の主な職種を理解しておく
- Webデザイナー:PhotoshopやIllustratorを駆使し、デザインだけでなくユーザビリティも追求。
- Webディレクター:制作進行や品質管理を担い、チームをまとめる役割。
- Webプロデューサー:企画立案からプロジェクト全体を統括する総責任者。
- Webエンジニア:
- フロントエンド(HTML/CSS/JSでUI構築)
- バックエンド(サーバー・データベース管理)
●エントリーシート作成のステップ
- 業界・企業研究
- 業界全体の動向や競合を把握し、志望先の立ち位置を理解。
- 自己分析
- 小中高大と遡って経験を振り返り、特徴や共通点を整理。
- 自分らしさが活きるエピソードを複数用意。
- 強み・PRポイントの整理
- 業界研究から得た「求められる人材像」と自分の強みを結びつける。
- 志望動機の明確化
- 「なぜWeb業界か」「なぜその会社か」を自分の価値観や体験に基づいて記述。
●回答例(抜粋)
- 志望動機
「インターネットは教育・購買・情報格差を縮める力を持つ。地方出身の自分がオンライン学習やECで恩恵を受けた経験から、その可能性を広げたいと考えている」
- 自己PR
「登山部で困難な挑戦に向き合い、粘り強く準備と行動を続けた経験から、挑戦心と継続力を培った」
●まとめ
- Web業界のESは「明確な志望理由」と「説得力ある自己PR」が鍵。
- 定番項目に加え、業界特有のスキル・実績を整理しておく。
- 業界研究+自己分析を繰り返し、自分ならではの強みを表現できれば、内定に近づく。
👉 以上の流れを意識し、ぜひ魅力的なエントリーシート作成に挑戦してください!