面接時のマスク着用はどうする?2026年現在のマナーと注意点を解説

就活準備, 就職活動
2023.06.30
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投稿したユーザー : shigehiko21

「面接ではマスクを外したほうがよい?」「着用するなら何色を選ぶべき?」と悩む就活生もいるのではないでしょうか。

現在、面接でマスクを着けるかどうかに、一律のルールはありません。企業や会場から案内がある場合はそれに従い、指定がなければ、体調や感染状況などを踏まえて自分で判断するのが基本です。

以前は「面接では白い不織布マスクを着けるべき」といった情報も見られましたが、現在はマスクの色だけでビジネスマナーを判断する状況ではありません。

この記事では、2026年10月時点における面接時のマスク着用、マスクの選び方、体調が悪い場合の対応、着用したまま面接を受ける際の注意点について解説します。

2026年現在、面接でマスクは必要?

厚生労働省は、2023年3月13日以降、マスクを着用するかどうかは個人の主体的な判断を基本としています。本人の意思に反して、着用や取り外しを強いることがないよう配慮も求めています。mhlw.go.jp

そのため、面接でも次のように考えるのが基本です。

■企業から着用を求められた場合は案内に従う
■着用に関する指定がなければ自分で判断する
■マスクを着けていないことだけでマナー違反とはいえない
■マスクを着けたまま面接を受けても、原則として失礼にはならない
■相手に着用や取り外しを無理に求めない

企業や施設は、感染対策上または事業上の理由から、来訪者や従業員へマスクの着用を求めることができます。医療機関や高齢者施設、福祉関係の企業などでは、面接会場の特性に応じた案内が行われることもあります。mhlw.go.jp

面接前に確認すること

企業からの案内を確認する

面接日程の案内メールや応募者用ページで、次の項目を確認しましょう。

□面接会場でマスクの着用指定があるか
□受付時に必要な感染対策があるか
□発熱や体調不良がある場合の連絡方法
□オンライン面接への変更が可能か
□医療機関や施設内など、会場独自の規則があるか

「マスクを着用してお越しください」と案内されている場合は、特別な事情がない限り着用します。

「マスクの着用は任意です」と書かれている場合は、着けても外しても問題ありません。

指定がなければ確認メールは必須ではない

企業からマスクについて案内がなくても、必ず事前に問い合わせる必要はありません。

自分の体調や考えに応じて判断できます。心配な場合や、会場が医療・福祉施設内にある場合は、次のように確認してもよいでしょう。

面接当日のマスク着用について、
貴社または会場の方針がございましたら、
ご教示いただけますと幸いです。

面接内容に直接関係しないため、日程確認のメールなどに一文加える程度で十分です。

面接でマスクを着ける場合の選び方

色に厳密な決まりはない

現在、面接用マスクの色に正式な決まりはありません。

白や薄いブルーだけでなく、黒、グレー、ベージュなどのマスクを着けたからといって、直ちにマナー違反になるわけではありません。

ただし、服装全体の清潔感を保つため、迷った場合は次のようなものを選ぶと使いやすいでしょう。

■白、薄いグレー、ベージュなどの落ち着いた色
■大きな柄や文字が入っていないもの
■企業名やブランドロゴが目立たないもの
■汚れや毛羽立ちがないもの

鮮やかな色や装飾のあるマスクが禁止されているわけではありませんが、面接では服装よりも受け答えに意識を向けてもらえる、シンプルなデザインが使いやすいでしょう。

顔に合ったサイズを選ぶ

面接中にマスクが何度もずれると、話に集中しにくくなります。

次の点を確認しておきましょう。

■鼻と口を無理なく覆える
■頬に大きな隙間ができない
■話しても下へずれにくい
■耳ひもがきつすぎない
■息苦しさを感じにくい

面接当日に初めて使用するのではなく、事前に着けて話しやすさを確認しておくと安心です。

形や素材は目的に応じて選ぶ

プリーツ型、立体型など、マスクの形に面接上の優劣はありません。顔に合い、話しやすいものを選びましょう。

咳やくしゃみなどの症状がある場合、厚生労働省は咳エチケットとして、できるだけ不織布製マスクを着用するよう案内しています。mhlw.go.jp

ただし、発熱や強い咳などがある場合は、マスクを着けて面接へ行くのではなく、まず企業へ連絡して日程変更を相談することが大切です。

体調が悪い場合はどうする?

面接当日に発熱、強い咳、倦怠感などがある場合は、無理に会場へ向かわないようにしましょう。

マスクを着用すれば、体調不良のまま面接へ参加してよいということではありません。本人の体調が悪化する可能性があるほか、面接官やほかの応募者へ感染を広げる可能性もあります。

できるだけ早く企業へ電話し、次のいずれかを相談します。

■別の日へ変更してもらう
■オンライン面接へ変更してもらう
■体調が回復してから改めて連絡する
■選考を辞退する

連絡例:

お世話になっております。
本日14時より面接のお時間をいただいております、
〇〇大学の山田太郎です。

今朝から発熱と咳の症状があり、
予定どおり会場へ伺うことが難しい状況です。

直前のご連絡となり、申し訳ございません。
可能でしたら、面接日程を変更していただくことは
できますでしょうか。

単に「マスクを着けて参加します」と伝えるのではなく、症状と参加が難しいことを簡潔に説明しましょう。

面接会場へ入るときの対応

着用したまま入室してもよい

マスクを着けると決めた場合は、受付や面接室への入室時も着用したままで問題ありません。

入室後に毎回「マスクを着けたままでよろしいでしょうか」と確認する必要もありません。企業の案内や面接官からの申し出がなければ、そのまま面接を受けられます。

必要に応じて、最初に次のように一言伝えてもよいでしょう。

本日はマスクを着用したまま失礼いたします。

ただし、この挨拶も必須ではありません。

外す場合は清潔に保管する

受付までは着用し、面接中は外す場合もあるでしょう。

外したマスクを机の上に直接置いたり、ポケットへそのまま入れたりすることは避けます。清潔なマスクケースや袋を用意しておきましょう。

取り外す際は、マスクの表面ではなく耳ひもを持ちます。

面接官の着用状況だけで判断しない

面接官がマスクをしていないからといって、自分も外さなければならないわけではありません。

反対に、面接官が着用している場合も、企業から指定されていなければ、応募者の着用が必須とは限りません。

相手の状態を推測するより、企業の案内と自分の体調を基準に判断しましょう。

マスクを外すよう求められた場合

本人確認や表情の確認などを理由に、一時的な取り外しを依頼されることがあります。

問題がなければ、依頼に応じて外します。健康上の理由などで外したくない場合は、無理に応じる必要はありません。

次のように伝えましょう。

恐れ入りますが、健康上の理由から、
面接中もマスクを着用させていただけますでしょうか。

障害特性などによってマスクを着用できない場合も、可能であれば事前に企業へ伝えます。厚生労働省は、マスクの着用が困難な人について、個別の事情を踏まえ、差別などが生じないよう配慮を求めています。mhlw.go.jp

マスク着用で面接を受ける際の注意点

普段より少し明瞭に話す

マスクを着けると、声がこもって聞こえる場合があります。

極端に大きな声を出す必要はありませんが、次の点を意識しましょう。

■語尾まで明瞭に話す
■普段より少しゆっくり話す
■質問を最後まで聞いてから答える
■相手の反応を確認しながら話す
■下を向いたまま話さない

聞き返された場合も、慌てる必要はありません。

失礼いたしました。もう一度申し上げます。

と伝え、少しゆっくり言い直しましょう。

表情を大げさに作る必要はない

マスクで口元が隠れていても、無理に目を大きく見開いたり、大げさな表情を作ったりする必要はありません。

相手の方向を見て、適度にうなずきながら自然に話すことが大切です。表情だけでなく、声の調子や姿勢からも誠実な態度は伝わります。

清潔なマスクを用意する

着用する場合は、汚れや強いしわのないマスクを使用します。

移動中に汗や化粧で汚れる可能性もあるため、予備を1~2枚持参すると安心です。予備は清潔な袋やケースへ入れておきましょう。

眼鏡の曇りを確認する

眼鏡が曇ると、面接官の表情や資料が見えにくくなります。

鼻の部分を顔に合わせて調整する、曇り止めを使用するなど、事前に対策しておきましょう。面接中に曇った場合は、慌てて何度も眼鏡を触らず、必要であれば一言断って拭きます。

マスクを頻繁に触らない

緊張すると、マスクの位置を何度も直してしまうことがあります。

自分の顔に合ったものを事前に選び、面接中はできるだけ触らないようにしましょう。触った場合は、面接後に手を洗うか手指を清潔にします。

マスクを着けると選考で不利になる?

マスクを着けているという理由だけで、選考に不利になると一概にはいえません。

現在はマスクの着用が個人の判断とされ、健康上の事情や感染への配慮など、着用する理由もさまざまです。

面接で重視されるのは、質問への回答、経験や能力、志望理由、コミュニケーションの内容などです。マスクの有無だけを気にしすぎず、企業研究や回答準備を優先しましょう。

ただし、企業から会場での着用を明確に求められている場合は、その案内を確認して対応する必要があります。

オンライン面接でもマスクは必要?

自宅など、一人でオンライン面接を受ける場合は、通常マスクを着ける必要はありません。

ただし、大学の共有スペース、貸会議室、コワーキングスペースなどから参加し、周囲への配慮が必要な場合は着用することもあります。

マスクを着ける場合は、事前にマイクテストを行い、声が明瞭に届くか確認しておきましょう。

体調不良でマスクを着けてオンライン面接を受ける場合も、受け答えが難しいほど体調が悪ければ日程変更を相談してください。

面接前のチェックリスト

□企業や会場からマスクに関する案内がないか確認した
□体調に問題がないか確認した
□着用する場合は清潔で顔に合うものを選んだ
□予備のマスクと保管用ケースを用意した
□マスクを着けた状態で声の聞こえ方を確認した
□眼鏡の曇り対策をした
□外す場合の保管方法を決めた
□体調不良時の連絡先を確認した

まとめ

2026年現在、面接時のマスク着用に一律のルールはありません。

厚生労働省は、マスクの着用を個人の判断としています。面接では企業や会場からの案内を確認し、指定がなければ、自分の体調や感染状況などを踏まえて判断しましょう。

面接時のポイントは次のとおりです。

■企業から着用の案内がある場合は従う
■指定がなければ着用・非着用のどちらも選べる
■白以外のマスクがマナー違反になるわけではない
■着用する場合は清潔で話しやすいものを選ぶ
■体調が悪い場合は無理に参加せず日程変更を相談する
■マスク着用時は語尾まで明瞭に話す
■相手へ着用や取り外しを無理に求めない

マスクの色や形を気にしすぎるよりも、企業の案内を確認し、体調を整えて面接へ臨むことが大切です。

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