製薬会社のインターンシップで学べることは?

就活準備, 就職活動
2023.06.30
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投稿したユーザー : shigehiko21

高倍率な選考を突破する方法を解説


製薬業界はなぜ人気が高いのか

薬学や理系分野を学んでいる学生の中には、「学んできたことを活かしたい」「人の健康に関わる仕事がしたい」と考える方も多いでしょう。
製薬業界は福利厚生が整っており、働き方の幅も広いことから、常に人気の高い業界です。

そのため、就職を目指すならまずはインターンシップに参加することが大切です。
実際の職場を見たり体験できる貴重な機会であり、就活前に業界理解を深められます。


製薬会社のインターンで学べること

製薬会社のインターンは大きく分けて「研究・開発職」と「営業職(MR職)」の2つに分類されます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

◇ MR(医療情報提供者)職

MRとは「医療情報提供者」の略で、医療機関や医師に向けて医薬品の情報提供・販売を行う営業職です。

  • 対象学部:文理問わず全学部の学生が対象
  • 内容例:会社説明会、仕事内容の紹介、社員との座談会、営業同行など

1日のみのインターンでは説明会や質疑応答が中心ですが、2日以上のプログラムでは実際の営業現場を見学できることもあります。
実際の職場を見ることで、自分の「理想」と「現実」のギャップを埋めることができ、就活でも大きな強みになります。

研究・開発職

新薬の研究や既存薬の改良を行う職種で、薬学部や理工系学部の学生に人気があります。

  • 内容例:会社説明、研究開発の説明、グループワーク、社員との質疑応答など

実際に現場で働く先輩社員の話を聞けることで、リアルな業務理解が深まり、将来の進路選びにも役立ちます。


製薬会社のインターンに参加するメリット

製薬会社のインターンに参加することで、次のようなメリットがあります。

  • 就職活動で業界理解を深め、志望動機を明確にできる
  • 積極的な姿勢を企業にアピールできる
  • 現場の雰囲気や仕事内容をリアルに知ることができる

特に製薬業界は倍率が高いので、インターン経験そのものが選考で評価されるケースもあります。


インターンの倍率・期間・時期

製薬会社のインターンは人気が高いため、選考倍率も非常に高めです。

  • 倍率が高い理由
    • MRは文理問わず応募可能
    • 研究・開発は理系学生の人気が集中
  • 選考内容:ES(エントリーシート)、面接、場合によってはWebテスト
  • 期間:1Dayまたは数日〜1週間ほどの短期が中心
  • 開催時期:夏休み・冬休み中、またはその前後

スケジュールが重なることもあるので、学校行事や試験期間を確認して応募すると安心です。


高倍率のインターン選考を突破するポイント

製薬業界のインターンは競争が激しいため、早めの準備が欠かせません。

志望動機を明確にする

なぜその企業を選んだのか、入社後にどんな仕事をしたいのかを具体的にまとめましょう。
企業研究をしっかり行い、自分の言葉で説明できるようにしておくことが重要です。

差別化できるエピソードを準備する

多くの学生が応募する中で印象に残るためには、「製薬業界を目指した理由」や「きっかけとなった経験」を自分なりに語れると強いです。
自分の考えを整理し、面接やESで自然に伝えられるよう準備しておきましょう。


人気の製薬会社インターン一覧

学生から特に人気の高い製薬会社には次のような企業があります。

  • 武田薬品工業
  • アステラス製薬
  • 第一三共
  • 大塚製薬
  • 興和

これらはすべて大手で、エントリー数も非常に多い傾向です。
企業ごとにコースや内容が異なるため、事前にプログラム内容を確認して自分に合ったものを選びましょう。

例:

  • 武田薬品工業:リサーチ・ファーマシューティカルサイエンス・開発・総合の4コース
  • 第一三共:MR・コーポレートスタッフ・ファーマコビジランスなど、オンライン形式のコースあり

自分が将来どんな仕事をしたいのか、どんな職場を体験したいのかを明確にし、目的意識を持って参加しましょう。


まとめ:製薬会社のインターンで就活を有利に進めよう

製薬会社のインターンは、文系・理系問わず挑戦できる職種があり、就活に大きく役立つ経験が得られます。
短期でも学べる内容が多く、社員との交流を通じてリアルな職場を体感できます。

人気が高く倍率も高いため、早めの準備と明確な志望動機が成功の鍵です。
気になる企業があれば積極的に応募し、インターン経験を就活で活かしていきましょう。

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