新卒でエンジニアとしてベンチャーで働くのはアリ?

就活準備, 就職活動
2023.06.30
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投稿したユーザー : shigehiko21

~特徴やメリットを紹介!~


はじめに

大学や大学院で情報工学などを学んだ方の中には、IT系の企業を志望する人も多いでしょう。
近年は技術の進化が非常に速く、ベンチャーと呼ばれる企業もたくさん登場しています。

そこで今回は、
「新卒でベンチャー企業にエンジニアとして入社するのはアリ?」
という疑問にお答えします。

ITベンチャーの種類や仕事内容、働くメリットや注意点をわかりやすく解説します。
就職先を選ぶ際の参考にしてくださいね。


■ IT系に多い!ベンチャー企業の種類

一口に「ベンチャー企業」といっても、その成長段階によって特徴はさまざまです。

アーリーベンチャー

創業したばかりの初期段階の企業です。
知名度がまだ低く、経営基盤が安定していないこともありますが、
その分、経営に近い立場で幅広い仕事を経験できるのが魅力です。

「会社の立ち上げに関わってみたい」「ゼロから事業を作りたい」
という人に向いています。

ミドルベンチャー

事業が軌道に乗り、ビジネスモデルが確立し始めた段階の企業です。
規模は中小企業ほどで、今後の成長が期待できます。

新卒採用にも力を入れている会社が多く、教育体制や福利厚生も少しずつ整ってきているため、
安心して挑戦できるベンチャーと言えるでしょう。

メガベンチャー

ベンチャーから急成長し、大企業並みの規模にまで成長した企業です。
実力主義の風土やスピード感のある文化を保ちながらも、大企業の安定性を持ち合わせているのが特徴です。


ベンチャーのエンジニア職ってどんな仕事?

ITベンチャーでは、自社サービスを作る企業から、クライアントのシステム開発を請け負う企業までさまざまです。
ここでは主な職種を紹介します。

自社サービス開発エンジニア

自社のアプリ・サービス・システムなどを開発するエンジニアです。
サービスの企画から保守まで関われることもあり、ユーザーの反応を直接見られる点がやりがいです。

受託開発エンジニア

クライアント企業の要望に沿ってシステムやアプリを開発します。
さまざまな業界のシステムに携われるため、幅広い知識や技術が身につきます。

システムエンジニア(SE)

クライアントの課題をヒアリングし、最適なシステムを設計・開発する職種です。
開発現場では、プログラマーと連携してプロジェクトを進めます。

ネットワークエンジニア

サーバーやネットワーク機器を扱い、安全で安定した通信環境を構築・運用する専門職です。
トラブル対応や復旧など、迅速な判断力も求められます。

● Web系エンジニア

WebサイトやWebアプリの開発を担当します。
画面を作る「フロントエンドエンジニア」と、裏側のサーバーを構築する「バックエンドエンジニア」に分かれます。


エンジニアが求められるようになった背景

● DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速

コロナ禍でテレワークが急増し、オンライン会議やクラウドシステムなどの導入が一気に進みました。
こうした流れの中で、IT人材の重要性が一段と高まりました。

市場の拡大と技術革新

IoT、AI、クラウドなどの進化により、IT業界全体が急速に拡大しています。
それに伴い、システム開発やネットワーク構築を担うエンジニアの需要もますます増えています。

エンジニア人材の不足

世界的にエンジニア人材は不足しており、各社が優秀な人材を確保しようと競争しています。
スキルを磨けば、将来的にキャリアの選択肢も広がるでしょう。


ベンチャーで働くメリット

● 1年目から大きな仕事を任される

ベンチャーでは少数精鋭の環境が多く、新入社員でもすぐにプロジェクトの一員として活躍できます。
責任ある仕事を早いうちから経験できることで、成長スピードも大幅にアップします。

裁量が大きく、自分の判断で動ける

若手にも仕事の自由度があり、自分のアイデアで企画や改善を提案できる環境が多いです。
「自分の手で何かを作りたい」という人にはぴったりです。

実力主義で成果が報われやすい

ベンチャーでは、成果がダイレクトに評価につながることが多く、結果を出せば早い昇進や給与アップも期待できます。
努力が正当に認められる風土が魅力です。


ベンチャーで働くときの注意点

職場環境をしっかり確認する

アーリーベンチャーでは、まだ環境が整っていない場合もあります。
開発ツールや機材、サポート体制などを事前に確認しましょう。
成長中のミドルベンチャーの方が、比較的安定した環境で働けるケースが多いです。

最新技術を学び続ける姿勢が必要

IT業界は変化が速く、常に新しい技術が登場します。
入社後も勉強を続ける意識が大切です。
興味を持って技術に触れ、成長し続ける人ほど活躍できます。


まとめ:ベンチャーも選択肢に入れてみよう!

これからの社会では、デジタル技術がさらに進化し、エンジニアの需要はどんどん高まっていきます。

ベンチャー企業は、若手のうちから多くの経験を積み、スピーディに成長できるチャンスがある環境です。

大手企業だけでなく、ベンチャーも視野に入れて企業研究を進め、自分に合った働き方を見つけていきましょう。

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