投稿したユーザー : shigehiko21
面接対策
「ゲームは好きだけど、それは自己PRになるの?」「自己PRで何を伝えればよいのかがわからない!」──そんな悩みを抱える就活生は多いです。
ゲームは子どもの頃から親しんできた身近な存在のため、「ゲームが好き」というだけでは自己PRになりません。本記事では、ゲーム業界ならではの自己PRのポイントを、職種別の例文とともにわかりやすく解説します。
◆ 本記事で得られること
◆ ゲーム業界の自己PRで大切にすべきポイント
ゲーム業界は常に新しい価値観や世界観を生み出していく業界です。差別化するために、以下を意識して自己PRを組み立てましょう。
◇ ポテンシャル(伸びしろ)を示す
◇ 社風・理念とリンクした自己PRにする
※例:任天堂の社風は明確な“企業理念”を掲げないこと自体が文化となっており、古い価値観にとらわれない発想や独創性を評価する傾向があります。応募時はそれに合った自己PRを用意すると有利です。
◆ 自己PRを作る前に準備すべきこと
内定を勝ち取るためには、自己理解と企業理解の両輪が必要です。以下の方法で準備を徹底しましょう。
◇ 自己分析を徹底する
◇ 企業研究を徹底して特色を掴む
◆ 職種別:自己PRの例文と解説
以下は職種別の例文(実例)です。文章構成や伝え方の参考にしてください。
◇ ゲームプランナーの自己PR例
解説(要点):企画力・仕様化能力・周囲を巻き込む実行力を示す。
【例文】
私は大学時代に親友のサプライズ誕生日会を企画しました。まず、友人の興味(ボーカロイドや流行のダンス)を徹底的にリサーチした上で、ダンスを取り入れた演出を提案しました。参加者とともに練習を重ね、当初より参加者が増え、最終的に30名を超える会を成功させました。この経験から、目的達成のために何をするべきかを0から考え、周囲の協力を得ながらアイデアを形にする力があると考えています。御社でも同様に、企画を具体化してチームを動かせる力を発揮したいです。
◇ ゲームプログラマーの自己PR例
解説(要点):技術習得の過程・即戦力性・問題解決力を示す。
【例文】
小学生の授業でプログラミングに触れて以来、ゲームの仕組みに興味を持ち、独学で簡単なゲームを制作してきました。最近は甥の要望を聞き、それをゲームに落とし込んで一緒に遊び、ユーザー(甥)の反応を観察して改善を繰り返しました。こうしたPDCAの積み重ねによりプログラミングスキルが向上し、即戦力として貢献できる自信があります。
◇ デザイナーの自己PR例
解説(要点):制作ツールの習熟度・観察力・基礎デザイン力を示す。
【例文】
幼少期からキャラクターを描くことが好きで、PCを手にしてからはIllustrator、Photoshop、Maya、After Effectsなどのツールを学びました。色彩・デッサン・グラフィックの基礎も習得しており、観察力を高めるために写生にも取り組んでいます。幅広い分野で力を発揮できるデザイナーを目指しています。
◆ よくあるNG例(改善ポイント)
◇ NGの典型:ただ「ゲームが好き」と言うだけの自己PR
【NG例】
私は子どもの頃からゲームが大好きで、御社で世の中を楽しませたいと考えています。多くのゲームを体験しているので、何が好まれるか理解しているつもりです。
→ 改善例(要素):具体的なゲーム名、改善点の指摘、そこから導かれる自分のスキル・経験を繋げる。
◆ 最後に:ゲーム好きのアピールを強みに変える方法
◇ 深掘りの手法(なぜなぜ分析など)を活用する
◇ チェックリスト(面接前に)
以上を参考に、自己PRを作成してみてください。