投稿したユーザー : shigehiko21
―職種別の志望動機例文も紹介―
◆ はじめに
「人の役に立つ仕事がしたいが、志望動機にはどう書けばいいのか」
「医療について学校で学んだわけではないけれど、応募できるのか」
このような悩みを抱える就活生は少なくありません。
医療業界は安定性や将来性の高さから人気がある一方、応募者が多い分だけ競争も激しく、差別化が求められます。単に「人の役に立ちたい」という思いを述べるだけでは不十分で、具体性や自己の経験を踏まえた説得力が必要です。
本記事では、
を詳しく解説します。
◆ 医療業界にどんな職種があるのか?
日本は超高齢社会を迎えており、医療サービスの需要は今後も拡大していくと予測されています。ただし、すべての領域が安泰というわけではなく、製薬業界のように国際競争の激しい分野もあります。
代表的な職種には次のようなものがあります。
ここでは、新卒でも資格不要で応募可能な「医療事務」「MR」「医療機器関連企業」に焦点を当てて解説します。
● 医療事務
● 医薬情報担当者(MR)
● 医療機器企業
◆ ESでアピールすべき素養
医療業界では、仕事が人命や健康に直結するため、他業界以上に「人柄・姿勢・責任感」が重視されます。
アピールすべき主な素養は以下の通りです。
◆ 職種別の志望動機の例文
● 薬剤師
ポイント
例文
私は過去に大病を患い、薬によって回復した経験があります。その経験から、地域の方々が安心して暮らせるよう支える存在になりたいと考え、薬剤師を志望しました。特に調剤薬局で多くの患者様に薬を届けることで、地域医療に貢献したいと考えています。貴社は薬局経営の知見が豊富であり、その中で経験を積み、一人でも多くの方に薬を届けられる薬剤師を目指したいと考えています。
● 医療事務
ポイント
例文
私は、貴院が推進する最先端の医療を、より多くの方々が安心して利用できるよう支えたいと考え、志望しました。特に高齢者の来院が多いと伺っており、丁寧なコミュニケーションを通じて不安を和らげ、円滑に診療へつなげる役割を担いたいと考えています。アルバイトで培った接客経験を活かし、患者様に寄り添える医療事務を目指します。
● MR(医薬情報担当者)
ポイント
例文
私は病気で苦しむ人を一人でも救いたいと考え、MR職を志望しました。貴社はワクチン開発で成果を上げており、感染症から人々を守る取り組みに大きな魅力を感じています。大学時代には接客業を経験し、培ったコミュニケーション力を活かして医師との信頼関係を築きたいです。新薬をより多くの方に届けることで、社会に貢献できるMRを目指します。
◆ 業界変化を踏まえた自己PR
医療業界は「安定している」というイメージが強い一方、実際には国際競争の激化やデジタル化の波にさらされ、大きな転換点を迎えています。
したがって、ESには以下の視点を盛り込むと効果的です。
これらを盛り込むことで、単なる「安定志向の応募者」との差別化が可能になります。
◆ まとめ
医療業界は多くの就活生が志望する人気分野ですが、丁寧に準備したESによって自分らしさをアピールすれば、内定への道が開けるでしょう。